パワハラもセクハラもある地球上

迷わない力をくれた花言葉

春が来るゲリラ豪雨の時期になる

再生を誓う涙を忘れない

ほほえみを見ると勇気が湧いてくる

占いによって素直な人になる

困ったな自費になったと新コロナ

霜焼けが痒くなっても春はまだ

ミサイルの次は無人機という戦

柔らかい風と戦のニュースみる

古川柳なぞって戻る現在地

蟻の列今懸命に生きている

矢印を信じ真っ直ぐ前を向く

ぽりぽりとおいしい音が心地良い

平凡の中にまさかの時がある

絶好のプランまさかの落とし穴

面影を猪口に浮かべて流し込む

再会が出来ない友の増える老い

食べるのは苺大福丸ひとつ

人間の欲温暖化止められぬ

海水が何故に辛いか話せるか

しなやかに生きて余裕を見せる背

隣からにょきりはみ出す枝がある

百点を誉められている夢の中

離れたら親の気持ちが分かり出す

卒業の涙も知っているスマホ

針箱もないので繕いはしない

花の名に詳しい妻が春を待つ

ノーマルに替え待っている春の風

意味不明ダイアベティスと云う言葉

どこにあるマイナカードを思い出す

わたくしの老いに仕えるのは私

輝いた先にミサイル突き刺さる

散歩する歩幅が少し広くなる

谷底で再び上を目指す覇気

私の影だが老いをさらけ出す

主治医からひと言もらう安堵感

通販の食材探しするレンジ

如月も中半を過ぎている時間

夢にでも会いたい父や母の顔

マフラーも手袋もいるウオーキング

あの人のまさかの悪い噂きく

古民家と言う分類に入るかも

今世紀地球を護る知恵がいる

着ぶくれた体もやっと動き出す

ポリポリとスナック菓子が止まらない

誓っても忘れてしまうのが小指

やることはないが三食欠かさない

頭とは違う動きをする手足

終活に私の命だけ残す